2008年06月13日
格差社会と江戸幕府
けっして、正当化できない行為であることは間違いない。
しかし、事件の背景には、一度、転げると、なかなか、再起できない、この国の社会システムにある。
これほど、非正規雇用者が、増加した野は、規制緩和が、原因の一つである。
規制緩和のメリットが、弱者にプラスに働いていない。
タクシー業界、バスなどもそうであるが、過当競争の原理が、より一層、強く、働いている。
日本独特の職場環境は、消滅しつつある。
流れは、止められない。
より、弱肉強食の世になっていくのか・・。
日本の和の文化は、滅びつつある。
それにしても、98年に90万人だった非正規雇用者が、05年には250万人の増加している。
この間、好景気を実感したのは、都市部と大企業だけである。
この二重構造が、またらすものは、反逆、ねたみ、いじけか・・・。
ここで、思い出すシステムがある。
世界で、300年あまり平和な社会システムを維持した国がある。
日本である。
それは、家康が造った江戸幕府。
この江戸幕府、300年あまり、戦乱が無かった。
島原の乱などがあったが、国が、混乱したわけではない。
大塩平八郎の乱などが、歴史に残るくらいだから、想像以上の平和な社会を、長期間維持した。
この幕府のシステムの底を流れる思想。
それは、
「地位のあるものは、高禄を与えず」
これである。
江戸幕府、富のあるもの。
商人。
士・農・工・商。
一番下。
政権の要職、老中にあがることのできる譜代大名は、みな、石高が小さい大名である。
石高が、大きいのは、政権の要職につけない外様大名である。
富と地位を、上手く分離したシステムである。
今の日本はどうか?
市場原理を導入して、できた世は・・・。
この二つの国は、いずれも、日本である。
優れたシステムは?
一人、一人、熟慮すべきである。
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